日記
住宅ローン保証料型と手数料型の違い
住宅ローン保証料型と手数料型の違い・メリットデメリットについてまとめてみた💁
・保証料型住宅ローン
保証料は、住宅ローンの返済が困難になった場合に、保証会社が代わりに返済するための費用です。これにより、返済リスクを保証会社に分散することができます。保証料型の住宅ローンには「一括前払い型」と「金利上乗せ型」の2種類があります。
金利上乗せ型
金利上乗せ型では、保証料が借入金利に含まれています。一般的には0.2%が追加されます。
- 例: 変動金利0.5%で借りた場合、金利上乗せ後は0.7%になります。金利が1%に上昇すれば1.2%となり、借入期間中はずっと0.2%が上乗せされます。
一括前払い型
一括前払い型では、保証料を借入時に一括で支払います。保証料の金額は、以下の要素によって決まります。
- 保証会社
- 借入額
- 借入期間
- 返済方式(元利均等返済か元金均等返済か)
例えば、りそな銀行の元利均等返済で35年返済の場合、1,000万円の借り入れに対し206,140円が必要です。3,000万円借りれば約62万円となります。返済期間が短ければ保証料も安くなります。
・融資手数料型の住宅ローン
融資手数料型の概要
融資手数料型の住宅ローンでは、保証会社ではなく銀行に直接手数料を支払います。手数料の種類には「定額型」と「定率型」があります。
定額型
定額型は、借入額に関係なく一定の手数料を支払います。
- 例: 税込33,000円や55,000円
定率型
定率型は、借入額の一定割合を手数料として支払います。
- 例: 手数料が借入額の2.2%の場合、3,000万円の融資額に対する手数料は66万円です。
手数料と保証料の比較
事例1:借入額3,000万円、35年返済、元利均等返済
- 融資事務手数料型:変動金利0.47%
- 保証料一括前払い型:変動金利0.525%
- 保証料金利上乗せ型:変動金利0.725%
35年返済の場合、融資手数料型(66万円)と保証料一括前払い型(約62万円)の差は約4万円です。保証料一括前払い型は融資手数料型より総返済額が約26.4万円多くなります。保証料金利上乗せ型は約77.5万円多くなります。
事例2:借入額3,000万円、20年返済、元利均等返済
- 融資事務手数料型:変動金利0.47%
- 保証料一括前払い型:変動金利0.525%
- 保証料金利上乗せ型:変動金利0.725%
返済期間が短くなると、保証料が約44.5万円に減少します。融資手数料型より保証料一括前払い型の総返済額が約4万円少なくなります。保証料金利上乗せ型との差も約14万円に縮まります。
各タイプの選び方
融資手数料型が向いている人
- 長期間(35年間)住宅ローンを借りる予定の人
- 借入初期に積極的に繰り上げ返済を行わない人
- 他のタイプより金利が低く、借入後の返済額を少しでも減らしたい人
保証料一括前払い型が向いている人
- 返済期間が短い人
- 積極的に繰り上げ返済を考えている人
- 例えば、住み替え前の自宅の売却資金や数年後の退職金で繰り上げ返済を予定している人
保証料金利上乗せ型が向いている人
- 初期費用を抑えたい人
- 自己資金が少なく、借入時に支払うお金を少なくしたい人
ライフプランを考慮したローンの選び方
住宅ローンを選ぶ際には、初期の手数料や金利だけでなく、家族のライフプランを考慮して慎重に検討することが重要です。初期の手数料が少ない方を選ぶのか、それとも金利が低く借入後の返済額を抑える方を選ぶのか、将来の計画に基づいて判断することが求められます😊
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